VA Linux Systems Japan株式会社(代表取締役社長:中村 家久、本社:東京都中央区、以下、VA Linux)は、The Linux Foundationが主催する、国際技術シンポジウム「第1回 Japan Linux Symposium」にて、技術者3名が技術セッションおよびBoF(Birds Of a Feather)にて発表を行なう予定です。
「第1回 Japan Linux Symposium」は、主要開発者やアドミニストレーター、ユーザー、コミュニティリーダー、業界エキスパートが一堂に集まる技術カンファレンスで、アジア初の開催となるLinux Kernelの主要開発者が世界中から集まる技術者会議「Linux Kernel Summit」に続いて開催されます。
また、Linux Summit開催前日に、VA Linux技術者の呼びかけにより、「Linux IO controller mini-summit 2009」を開催することとなりました。
mini-summitでは、LinuxによるI/O制御、マルチI/Oコントローラ開発プロジェクトなどについて、世界各国の技術者と議論し合える機会となります。
開催概要および弊社の発表概要は以下の通りです。
第1回 Japan Linux Symposium
期間 | 2009年10月21日(水)~23日(金) |
会場 | 秋葉原コンベンションホール |
主催 | The Linux Foundation |
概要 | 今後の日本およびアジア太平洋諸国と世界のLinuxコミュニティ間の相互理解を支援することを目的に開催される技術カンファレンス。 |
プレゼンテーション
タイトル | Multi-Function PCI Pass-Through for Xen |
日時/場所 | 2009年10月23日(金)9:00-9:45/Hall 2 |
発表者 | VA Linux Systems Japan株式会社 Simon Horman |
発表概要 | Xenにおける複数のPCIパススルーの実装についての概観。特にマルチファンクションPCIデバイスをguestにマルチファンクション・デバイスとして見せる仕組みについて、詳しく解説する。 |
タイトル | A Disk IO Bandwidth Controller |
日時/場所 | 2009年10月23日(金)14:15-15:00/5C |
発表者 | VA Linux Systems Japan株式会社 鶴田 亮 |
発表概要 | LinuxでディスクI/Oの帯域制御を行うdevice-mapperのデバイスドライバである「dm-ioband」の機能や内部動作を、他のI/O コントローラとの性能比較などを交えて紹介する。 |
BoF(Birds Of a Feather)
タイトル | Virtualization |
日時/場所 | 2009年10月23日(金)13:15-14:00/5C |
発表者 | VA Linux Systems Japan株式会社 山幡 為佐久 |
発表概要 | 仮想化関連の開発に関する技術BoF。デバイスエミュレータとしてqemuを利用するための仮想化技術の改良などについて議論する。 |
Linux IO controller mini-summit 2009
日時 | 2009年10月17日(土)9:30-17:30 |
会場 | The Linux Foundation日本オフィス |
概要 | LinuxによるI/O制御に関する会議を開催し、各国の技術者との意見交換を通じてプロジェクトの活性化を図る。事前申込の上、誰でも参加可能。 |