VA Linux Systems Japan株式会社(本社:東京都中央区晴海一丁目8-8、代表取締役社長:柿木 弾、以下、VA Linux)は、4月28日から米国サニーベールで開催される「Xen Summit North America 2010」に、弊社から技術者2名が参加し、発表を行なう予定です。

「Xen Summit」は、XenコミュニティであるXen.orgの主催により、コミュニティのメンテナや主要開発者が集まるフォーラムで、2005年から毎年ほぼ2回、世界各国で開催されています。「Xen Summit North America 2010」に関する詳細は、Xen.orgのホームページをご参照ください。

弊社からの発表概要は以下の通りです。

Xen Cloud Platform(XCP)に関連する技術発表や、メンテナとしてXenプロジェクトに関する技術のアップデート情報などの発表を行い、後日弊社ホームページにてイベントレポートとして、その様子を掲載する予定です。

 

日時 2010年4月28日(水)※米国時間
発表者 高橋 浩和(技術本部 本部長)
タイトル VastSky – Cluster Storage System for XCP
概要 本発表では、VastSkyのコンセプト、設計、ロードマップについて解説。
VastSkyは、クラウド・コンピューティング環境での利用を主眼においたクラスター・ストレージシステムであり、PCサーバ、SATAディスク、イー サネットなどのコモディティハードウェアのみで構成することができる。

 

日時 2010年4月28日(水)※米国時間
発表者 山幡 為佐久(Linuxカーネルプロフェッショナル)
タイトル Status update on PCI express support in qemu
概要 本発表では、qemuにおけるPCI expressのサポートと現状について解説。
現在、PCIパススルーがサポートされており、PCI expressデバイスはPCIデバイスとしてパススルーされているが、PCI expressそのものとしてサポートされていない。PCI expressは、MMCONFIGやhot plug、ARI(Alternative Route ID)、AER(Advanced Error Reporting)など、PCI以上に多くの特徴があり、QEMUやBIOSを拡張する必要がある。これらPCI expressに関する話題を本セッションで議論する。

 

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