OpenTelemetry は、分散トレーシングを行うためのソフトウェアで、
 CNCF の Incubating プロジェクトとして活発に仕様策定や開発が行われています。

 実際に分散トレーシングを行うためには、トレースを出力する仕組みをアプリケーション
 自体に埋め込む必要がありますが、手間がかかるので避けたい作業です。

 OpenTelemetry には、そのような手間をかけなくても自動でトレースを出力できるようにする
 OpenTelemetry Instrumentation for Java というライブラリが用意されています。

しかし、このライブラリのドキュメントには利用方法は書かれているものの、このライブラリがどのような仕組みでいつどんな内容のトレースを出力するのかについては詳しく説明されていません。

そこで、このライブラリを安心して利用するために、ソースコードを読み解いて調査を行ってみました。

 「VA Linux エンジニアブログ」にて公開していますのでご覧ください。
https://valinux.hatenablog.com/entry/20211209