「Linuxカーネル2.6解読室」(以降、旧版)出版後、Linuxには多くの機能が追加され、
エンタープライズ領域をはじめとする様々な場所で使われるようになりました。
それに伴いコードが肥大かつ複雑化し、多くのエンジニアにとって解読不能な
ブラックボックスとなっています。
世界中のトップエンジニア達の傑作であるLinuxカーネルにメスを入れ、
ブラックボックスをこじ開けて、時に好奇心の赴くままにカーネルの世界を
解読する「新Linuxカーネル解読室」プロジェクト。
本稿では、旧版第21章で解説されていたソケットインターフェースについて、
カーネルv6.8のコードをベースに主にデータ構造を中心に解説します。
「VA Linux エンジニアブログ」にて公開していますのでご覧ください。
https://valinux.hatenablog.com/entry/20240620