第 5 回 OpenStack の現状
- OpenStack の現状
コンポーネントとしては Nova, Trove, Swift 以外は対応済みとなっています。Nova、Trove については作業中フェーズではあるものの、Python 3 用の CI job は voting となっており Python 3 での動作確認が必須となっているため、対応終了も近いのではないかと思われます。Swift に関しては最近動きがなく、いつ対応終了になるのか未定です。
OpenStack の Python 3 対応状況は以下のサイトで参照できます。
https://wiki.openstack.org/wiki/Python3
- サポート
Python 3 に関する FAQ が以下にまとめられています。
http://python-notes.curiousefficiency.org/en/latest/python3/questions_and_answers.html
また、ポーティングに関するトラブルや質問は以下のメーリングリストで質問することが可能です。
https://mail.python.org/mailman/listinfo/python-porting - 参考資料
– http://docs.python.jp/3.4/whatsnew/
– http://docs.python.jp/3.4/howto/pyporting.html
– http://getpython3.com/
以上、5回にわたり Python 3 への移行に際しての理由とソースコード変換例の一部を紹介しました。Python 3 へ移行する際のヒントとなれば幸いです。