11月3~7日の5日間にわたり、パリで開催されている OpenStack Summit / Kilo Design Summit に参加しています。参加したセッションについて、速報で情報をお届けしていきます!
VA Linux は、主に Neutron (OpenStack Networking) に関する開発者会議に参加しています。
後日、改めて詳細なレポートを掲載する予定です。⇒ 12月22日 レポートを公開しました。
- 各セッションスケジュールについて
各セッションの概要は OpenStack Summit スケジュールリストをご参照ください。- OpenStack Summit November 2014 Paris: https://openstacksummitnovember2014paris.sched.org/
- Kilo Design Summit: http://kilodesignsummit.sched.org/
- Etherpad について
本記事中に記述のある 各プロジェクト毎の Etherpad は、コミュニティサイトにあります。以下にリンク先を記載しますのでご参照ください。- Kilo Design Summit トップページ: https://wiki.openstack.org/wiki/Summit/Kilo
- Kilo Etherpads: https://wiki.openstack.org/wiki/Summit/Kilo/Etherpads
速報: 第5日目 (11月7日)
今日は、1日中テーブルを囲んで議論する Contributed meetup というミーティングが開かれる。
- Neutron meetup スケジュール: https://etherpad.openstack.org/p/neutron-kilo-meetup-slots
- 1コマ 45分。一応時間割はあるが、前のミーティングが終わったら次のを続けて議論する感じ。
- Dev Lounge の一角に壁ができて Neutron 部屋ができていた。
DHCP Alternatives to dnsmasq
- メインの机で20人くらい。
- DHCP の実装を Driver にする話。
- dnsmasq 以外も使えるようにするらしい。
- DHCP relay を使えるようにするとか。
– 性能への配慮が必要と書いてある - dnsmasq の問題を列挙している。
– IPv6
– DNSの問題で別の DNS Server を使っていたりする
ML2
- Etherpad はあるが、ほぼ口頭のみで議論してる感じ。
- sync vs async とか taskflow とか、いつもの話。
- Neutron と Dashboard の関係や Data の Ownership の話。
– ML2 と何の関係が?
– Backend Controller が状態を Neutron に返すとか話している - 参考情報
・ https://etherpad.openstack.org/p/ml2-evolution
・https://etherpad.openstack.org/p/ML2_Sync_and_Error_Handling - 岩本さんがコーヒーもってこいと言うので取りに行ったら、部屋の外で L2-gateway の話をやっていた。
MPLS-VPN (edge vpn)
- Neutron の外に vpn svc というのがあって、それが PE をつつくような図を書いていた。
- end-to-end じゃなくて edge だとか。
午前の部: その他
- LBaaS
– いつの間にか終わっていた?! – 時間ずらしてどこかで話すのか?でも Etherpad はほぼ空っぽ - Security Group
– DBの中身が正しくなくなっちゃう話をしてる? Error state とか
Design Summit Feedback
- 会場の Wifi 最高だったよねというのが第一声。
- プログラムの名前が分かりにくい。
- Contributer Meetup 狭すぎ。
- Ianがよく話していた。
- これも一種の”growth pain”かな。
- 話題が発散ぎみになって時間になっておしまい。
速報: 第4日目 (11月6日)
Heat Template format useability improvements
- Etherpad のリンクたどると問題点を 20個くらい列挙してる Etherpad がある。
- ad hoc に Template Format を拡張しようとしてる?
- Heat の Template の書き方が分からないという噂を聞きつけて様子を見にきたが、 Template をがりがり書ける人が議論してる雰囲気。
Ops Summit: Telco Working Group
- 部屋が狭くて立ち見多い。70名程の参加者。
- この WG で何をしようか、とか相談する段階。
– このWG の役割は Central Collection Point とのこと - Purpose/scope 毎に挙手をさせていた
– Technology
– Ecosystem
– Documentation など
– Technology と Ecosystem への挙手が多いように感じた。 - long-term vs near-time use cases
- usecases を define するとか OPNFV と OpenStack の intersection pointがどうとか話していた。
- 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/kilo-summit-ops-telco
nova-network migration
- Neutron での議論では、具体的にどの Neutron Plugin に migrate させようかという話で揉めていたかと思ったが、今日の話題はまた別。
– Etherpad を見ると Nova Compatible な L2 Driver を Neutron に作ると書いてある - プログラムに Mailing List のリンクが貼られている。これを見る限りでは、
– Mark と Michael Still が議論して決めた Migration Plan があって、これでいいでしょ?という話に持っていくようだ
・ Neutron に nova-net の Proxy の機能を足す計画
・ Migration 時に一時的に使う
・ Tim Bell が most complicated one にしたいんだろとか冗談言って一人で笑っている - これは大ごとだから Neutron Kilo で他の機能は入らないのではなかろうか?
Neutron lightning talks
- 立ち見ありで大盛況。
- MPLS-VPN
– dc 間で L2 VPN を張る
– Brocade を使う poc impl があるとのこと - IPv6
– スライドなし
– IETFドラフトの Flow Label の話
– IPv4 の外の世界に出ていくときは NAT する - L2GW support
– 物理L2 GW を設定して Baremetalを繋ぐ話
– REST API は NSX のを使う
– ovsdb をつつけば簡単にできるようなことを言っていた
・ https://drive.google.com/file/d/0B6wARyYJHf0ZRDJvdkJYVjVLVzQ/view - service vm and l3-routervm
– まず routervm に集中するらしい - 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/neutron-kilo-lightning-talks
Neutron Advanced Services Spin Out
- 現状は big tent project だよね。
- Juno の時より大分具体的な話をしている。
– PTL は別にするか?
– API は別にするか?
・分ける方向で進めるようだ – DB は別にする
– サーバー は分けない
– Repository は別にする
– Core は別にする
– https://review.openstack.org/#/c/132998/
– 名前を決めよう → Quantum → 笑い - PTL を共通にするっていう手もあるよとか運営の話も出ていた。
- 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/neutron-services
Neutron REST / RPC / Plugin API: Part 1
- API extension といっても LBaaS みたいなのと attribute 追加は違うと言っている。
- microversioning
– Useability 問題 - Move number of extesions into the core
- Should neutron be extension loading framework?
- 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/neutron-rest-api
Neutron REST / RPC / Plugin API: Part 2
- RPC API versioning の話
- 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/neutron-rpc-api
Neutron REST / RPC / Plugin API: Part 3
- Plugin API の話。
- mixin 多すぎとか話している。たしかにその通り。
- Salvatoreが shim layer を作ると言っている。うーむ。
- dicts ではなく object にしたいらしい。
- objectのメソッドを呼ぶようにしたい。
- old plugin は shim layer でなんとかする
– そんなことより先に db transaction の使い方とかを見直した方がいいのでは? - 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/neutron-plugin-api
Neutron Pluggable IPAM
- IPAM 別にするのはいいのか、悪いのか。
- IPv6 は SLAAC あるから Neutron で何かする必要はあんまりないと話していた。
- DHCP と IPAM は一緒にする必要はないと言っている。まあ確かにそうだけど。
- IP pool や DB の構造の話。
– ML2 type drivers の DB も類似問題。既知の良いアルゴリズムはないのだろうか
– async async と言っているが、sync でもまともにできてないのに大丈夫なのかしら
– よくmic please と言ってる人がいるのは、voip で流している人がいるらしい - subnet/iprange/etc の naming で Etherpad が盛り上がっていた。
- 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/neutron-ipam
Paying down technical debt in neutron agents
- agents の refactoring の話。
- 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/kilo-neutron-agents-technical-debt
【その他 雑感】
Neutron 飲み会に参加してきました。
- 会場から歩いて20分くらいのスポーツバー。全部で20名ほどの参加者。
- Comcast の人が隣だったので、Comcastでは IPv6 をどう使っているのか聞いてみた。 – 基本v4/v6 dual stack だが、v6 だけの segmentもあるとのこと。
– v4/v6 translator もある。
– 将来的に v4 を deprecate させて移行すんの? と聞いたら、まあそうだと言っていた。 - 観光ネタ
– 凱旋門に寄ってみた。死ぬ気で大通りを渡らないといけないかと思ったが、よく探したら地下通路があった。
– 10ユーロ払って上に登った。階段が長い。
– シャンゼリゼ通りのかっこいい写真がとれるかと思ったがそうでもなかったが、レンズをとっかえひっかえして写真を撮ったので楽しかった。
速報: 第3日目 (11月5日)
Design Summit 会場は、Keynote や Marketplace などの会場から道を挟んだとなりの高級ホテルの地下にあり、部屋の名前が Degus とか Manet とかで探すのが大変です。
Neutron Dev Process and Procedures
- 最初は90名程の参加者だったが、後から続々と人が増えていた。
- Etherpad でも並行して議論していた。
- Subteam
– Subteam というのは mission (DBまわりを直すとか) 毎の team
– 基本 short-lived
– short-lived じゃなくてもいいのもあるよ。adv service とか。 - Plugin Test Requirement
– stable branches の requirement は? master と同じにしよう - 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/neutron-processes
Cells
- Novaセッションの最初の話題
- 司会が準備した Etherpad を読みはじめたが、すぐ議論になった。
– 現状どんな問題があるか?
– Neutron との互換性の話題はまあ当然でてくるよな - これからどうしようか? いまのままかもっと単純な代替案を作るか。
– 代替案について具体的に説明している - cascading はどうなのという質問
– データベースをどうするか (分けるかということ?) の問題だよねみたいな答
– これは脇道の議論っぽい - 議論の経過はよく分からなかったが、代替案をやってみることになったようだ。
– 誰がいつまでに specs 書くかとか話を詰めている
– Cells じゃなくて違う名前をつけようとか
Neutron Split: Vendor Plugins and Drivers: Part 1
- 会場は満員で立ち見もいた。
- 2 コマの間に 30 分休憩があったが、その間も皆さんずっと熱心に立ち話していた。
- Etherpad が分かれていて、どこで議論していいのか少し混乱した。
- Etherpad でも並行して chat していた。
- vendor code を別リポジトリにする話。
- 問題点
– gate/ciどうするか
– db schemaどうするか fkとか
– api versioning - ML2 は Plugin じゃなくて Core API にしようと言っている人もいた。
- Neutron は Library 扱いですよと言っている人がいた。
- Rackspace の人は既に Plugin を自前 Repo でメンテしていて、別に問題ないとのこと。
– “separation concern” 今でもあるのに Repo 分割したらばらばらになるのでは?
– Upstream の変更で壊れたりしないのだろうか
– 壊れるけど直せばいいという意見も - 残り5分で Mark がまとめにかかったが、結論は出なかった。
- 金曜日にまた議論するようだ。
- 参考情報
– https://etherpad.openstack.org/p/aE7ydRU35m
– https://etherpad.openstack.org/p/neutron-vendors
– https://etherpad.openstack.org/p/neutron-kilo-policies
Neutron CLI and client lib
- Etherpad を映して pain points について説明している。
- 10分で説明が終わり、議論になった。前のセッションとは対照的に淡々と進行している。
- Neutron の CLI と Python client には不満を抱いている人が多くいるようだ。
- Library はlow level すぎて wrapper を書かないと使えない
- python-openstacksdk なんてあるのか
– 火曜日にセッションがあったらしい
– これかな? https://etherpad.openstack.org/p/kilo-crossproject-end-user-experience-sdks - 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/neutron-cli
Catalog Indexing + Artifacts – Split session
【Catalog Indexing】
- Catalog Indexing は PoC があるらしく Horizon でデモをしていた。
– name: LAMP property: “Apache HTTPD” とかで起動イメージの検索ができるというデモ - Google Doc の絵を映して話している。
– Elastic Search Cluster とか Configurable Search Provider とか
– 本当にこんな複雑なの要るかと思ってしまう - Glance でやるのか、外付けでやるのかとか話している。
【Artifact】
- DB に何を置くかを Sqlalchemy のコードを映して話している。
- 起動イメージに属性情報を追加するという話のようである。
– 必要な CPU やメモリ量とか - すごい低レベルの実装の話をしているが、何が議論の対象なのだろう。
– Flexible Framework とかいってるからそういう話なのかな?
Heat Convergence – resolving any questions
- Github に Prototype があるらしい
- Etherpad なし
TripleO Onramp and New Implementations
- 狭い部屋だが立ち見があり、大盛況。
- TripleO を使っている人はまだまだ少ないという話だったが、みんな使い方が分かっているかのような雰囲気で詳細な議論をしている。
- Atlanta の頃から quintupleO という話が出ていたらしい
– OpenStack on OpenStack on OpenStack で3重
– Link を辿ると Ironic はハードウェアに制限があるから云々という事が書いてある
NFV proposed specs
- 会場は大盛況。
- Telecoの人達的には CPU pinning, Large Page, SR-IOV などが必須らしい。
- 参考情報: http://etherpad.openstack.org/kilo-nova-nfv
The Road to a OpenStack Native Application: What if VMs are Treated as Linux Processes?
- CTC が開発してる RACK というものを使うと Linux Process を操作するのと同様に VM を扱えるという話。
- Stackforge に Project がある。
【その他 雑感】
Redhat / Enovance などの Party へ参加してきました。
速報: 第2日目 (11月4日)
OpenStack in a Hybrid World
- 15分遅れでスタート。87 か国から参加者が集まっているらしい。
- “future is not evenly distributed”
– だんだん均等になってきたとか言っている。 - “distributed”
– sub-sahara africa でも 3G 携帯が普及する。 - optimism – future is more evenly distibuted
- distributed > monolithic なので OpenStack は良い。
– 作りは分散だけど、運営主体でみると “amazon dominates” なので OpenStack が変えていこうと言っていた。
– Search Termで OpenStack が Amazon Cloud に追いついてきている。 - 次の Summit はバンクーバーで、2015年10月は東京で開催とのこと。Oct 2015 Tokyo で会場が湧いた!
CERN OpenStack User Story
- Speaker の Tim Bell 氏は、Infrastructure Services Manager
- CERN のミッションについて話している。
– Antimatter はどこにいったのかとか
– Dark Matter とか Dark Energy はどうなってるのかとか– Universe は何でできているか
– Gravity は何でこんな弱いのか
– そういう宇宙に関する基本的な疑問を研究しているんだよという話 - 1 秒の実験で 1PB のデータが出るんだよと言ったら、会場からためいきが漏れた。
- 2015 年に加速器をまた動かす予定で、エネルギー増やしたのでデータレートがもっと上がるはず。
- Grizzly から Production で OpenStack を使っている。
- Nova Cells 参考情報: CERN Operations (https://github.com/cernops)
Accelerating Innovation at Expedia with OpenStack
- Mirantis OpenStack を使っている。
- Ceph をストレージに使っている。
Why Diversity Matters: Musings on Tapjoy’s First Year on OpenStack
- global app-tech startup
- インスタンスは AWS の 7種類だけではなく、もっと色々必要だと言っている。
– 10,000種類は用意したい
Cloud Control to Major Telco
- NFVの話のよう。
- 朝より会場の人が増えている…と思ったが、この話になったら人がぽつぽつ減りはじめた。
- 正直NFVはあまり頭に入らない。
Incremental Zone Transfers with designate-mdns
- 参加者15人くらい。
- draft の spec を映して議論している
- IXFR (rfc1995)
- Designate (DNSaaS services for OpenStack) 難しい
Group-Based-Policy
- GBP が組み込まれた Horizon で GBP のデモをしている。
– Group を作ったりしている。 - GBP の google doc を映して説明している。
- Congress Project の関係の質問があった。
– Congress と GBP は相補的だという答 - 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/kilo-gbp-design-summit-topics
- GBP のコードは StackForge にある。
- Neutron との tight coupling が問題だという話が出ていた。
- Neutron 内で抱えてた問題は別プロジェクトにすることで解決したのだろうか。その辺の話は出てこなかった。
- Cathy さんが classifier とか質問してる。NFVの人だったはず。
Consistent Approach to Upgrades and Versioning
- Nova, Ironic は Versioned Object というのを使うようになっている。
- Oslo Versioning が提案されている。
- Nova Object は too magical だとか(?)。
- StableBranch に backport する時に問題があるらしい。確かにどうするんだろう。
Poppy
- Poppy は CDNaaS for OpenStack
- 80 名程の参加者がいた。
- 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/kilo-gbp-design-summit-topics
- Policy を Network 以外に Extend するとかしないとか
– Policy as a Service: https://wiki.openstack.org/wiki/Congress
Approaches for Scaling Out
- 参加者が結構いる。関心高いようだ。
- Rackspace は nova-cells をこう使ってるという話があった。
- cascading について
– 参考情報: https://wiki.openstack.org/wiki/OpenStack_cascading_solution
– Huawei が作ったということか。 - Etherpad になぜ cascading かという説明がある。Google Doc もある。
- Multicloud や Federation には問題があるという話をしていた。
- 複数の Distribution / Vendor の OpenStack を束ねてということをやっているようだが、うまく動くような仕掛けってあるのだろうか。
How to Tackle Technical Debt in Kilo
- Neutron の前 PTL の Mark が司会。議題は、直さなきゃいけないんだけど直せてないものが溜っててどうしようか、といった意味。
- Etherpad がどんどん追加される。
– 問題点だけでなく解決策もいろいろ提案されてるが、難しい気がする。 - 参考情報: https://etherpad.openstack.org/p/kilo-how-to-tackle-debt
Growth Challenges (Part 1)
- “integrated” とコードが動くかの話から CI の話をしていたらしい。
- カメラとレンズの比喩を使っている。
- 問題があると認識したということが進歩であると Tom FiField 氏はいっていたが、何が問題であるかを定義するのが大問題ではないかという気がしてきた。
- Big Tent Model じゃなくて Ring にしようとか Trademark Use の承認がどうとか案が出ていた。
- Etherpad で Chat 状態で、昔はオープンソース書いても金にならなかったけど楽しかったよね、とか書いていたが HP のツアーバスの時間になったので退散。
【その他 雑感】
様々な企業が主催しているパーティにも参加してきました。
HP + Scality Party
- エッフェル塔のいい写真が撮れた!
- ガイドさんのフランス観光ばなし
– 地名の Porte なんとかというのは出口という意味で、昔城塞都市だったときの名残らしい。
– 規制があるから市内に高層建築はできなくてほらこっちの郊外に金融街の高層ビルがあるでしょと。これは知ってた。
– 凱旋門とかコンコルド広場とか有名観光地を解説しながらバスは走る。
– ローマに支配された頃の大昔からの歴史の話もしていた。
– フランス語として “hash tag” とか “e-mail” とか使うのをこの建物 (名前忘れた) の人が決めました、とか。冗談みたいだがこうやってフランス語を守っている。ちょっと前まではフランス語は世界の公用語だったし、いまも一部の分野ではそうなので、言葉に対する誇りもあるのだろう。
– 最後にガイドの人に Merci beaucoup とか言ったら嬉しそうに返事してくれた。フランス語勉強していってよかった。
– パーティ会場は昔の雰囲気の遊園地といった感じ。広い。大きな木で焚き火とかしてる。人もいっぱい。
Canonical + Juniper Party
- 地下鉄で移動。Chatelet 駅が難しい。
- 美術館楽しいな!がらがらだし。
- 30分くらいしたら美術館のスタッフに展示エリアから追いだされた。パーティの時間はまだ2時間あるのに。
- 仕方がないので帰る。美術館の入り口でスタッフが早く帰りたいなあという顔をしてつっ立っている。
- 帰りはバス。おやすみは Bonne nuit というと学んだ。英語と一緒だな。
速報: 第1日目 (11月3日)
OpenStack Foundation Keynote
【Speakers: Jonathan Bryce | Executive Director, OpenStack Foundation】
- 会場が広いが、ほぼ満席で大盛況だった。
- OpenStack Summit に初めて参加する人に挙手を求めると、多くの手が挙がった。初参加の人が多いようだ。
- 参加者の約半数はヨーロッパ内の人だそう。
- Bryce氏は、前回と同様に、”everyone competes with a startup” — どの業界 (バンキングやビックデータ、オートモーティブ) でも様々な困難に直面していて、この様なソフトウェアによって動かされている世界 “software-defined economy” では、誰もがスタートアップと競争している。– と言っていた。
- Bryce氏はまた、クラウドと、おもちゃ業界で売り上げが世界1位になったレゴ社を比較していた。レゴは簡単な部品を組み合わせて複雑なものを作ることができる。OpenStack もそうだと言っていた。
【Speakers: Jim Zemlin | Executive Director, Linux Foundation】
- 最初に who cares linux anymore? とかいって笑いを取りながら、OpenStack Summitへの参加者に称賛の言葉を贈っていた。
- OSSがテクノロジーを根本的に変えている。あらゆるレイヤーにOSSがあり、Software defined X とされる技術にはOSSが欠かせない
- Moving to Strategic Use of Open Source: OSS の戦略的な利用が 29 % から 80 % に増えている。
- OSS は new set of skill が必要
- 大きくなったら Linux の Sysadminになりたいという子供のビデオが流れた。Linus 氏に Linux への情熱を書いたファンレターを出して、実際に Linus氏と会えてサインをもらって喜んでいる映像。7th grade というと中学生相当?
【ユーザ事例の紹介】
- BBVA: Jose Maria San Jose Juarez | Global Head of Innovation Technology
– ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行。スペインの銀行
– 銀行でクラウドを使うにはトラディショナルなITからの変革にチャレンジし、ドラマティックなアプローチが必要
- BMW: Dr. Stefan Lenz | IT Infrastructure Department Manager
– クラクション鳴らしてステージにBMW i8が登場。大歓声!
– BMW Group の IT インフラの話。
・4つのデータセンタがある。
・OS Instances は、Virtual が 6,620、Physical が 5,874。(内、Linux : 2138 / Windows : 1,888 / HPC: 1,848)。
・OpenStack は使っているが、クリティカルなアプリケーションには現在のところ使っておらず、社内で使用しているツールセットの一部に使用している。BMW は安定性を重要視するから、すぐに移行とはなかなかいかない。
・バージョンリリースのサイクルが早すぎるし、どの版にも重要な変更があることが悩ましいところ。
- Time Warner Cable: Matt Haines | VP, Cloud Engineering & Ops
– 米国で 2 位の ケーブルプロバイダ
– Havana版 で 2 region から始めた
– マルチデータセンタで OpenStack を使いたかったが、現在はシングルのグローバルマネジメントシステムで使っている。
– 15名以上の技術者が OpenStack 開発に従事していて、コミュニティに還元もしているとのこと
【Superuser Award】
- プレゼンターはいつもふざけてる DigitalFilmTree のおっさんかな…?
- CERNが賞もらった
【User Panel】
- それぞれの運用の pain point を語っている。
- OpenStackの将来とか
Ops Summit: Distributed Virtual Router – finally neutron HA!
- DVR を使っている人に挙手を求めたがいなかった。
- それ動くの? と感じている様な会場の雰囲気が感じられた。
- multinode devstack の設定の話。
- DVR の Demo Console や Horizon を見せていたが、小さくて見えなかった。
- 結構活発に質問が出ていて時間オーバー。
- Moderators の Edgar Magana 氏 (Cloud Operations Architect, Workday) のプレゼン資料は以下のリンクを参照
– Neutron Distributed Virtual Router (http://www.slideshare.net/emaganap/neutron-dvr)
Ops Summit: What do you want from ironic/bare metal?
- Operator は 1 割しかいない。大多数は開発者っぽい。
- いろいろ手を挙げさせて人数を見ている。
- Intel の人。自前の Driverもってるらしい。
– Moderator の Devananda 氏から、なんで Driver を自作したのか、なんで Upstream しないのか? と聞かれていたが、何かしらの事情があるようで公開できないと言っていた。 - admin と user の 2 区分しかなくて困っているという人に対して、実は 3 つ以上の区分が設定できるんだと解説していた。
- 使ってこう困ってる というより こういう機能がないと使えないという点を聞きだす会の雰囲気である。
- Etherpad はブレインストーミング状態で収集つかない感じ。
Ops Summit: Architecture Show and Tell – Upgrades Special Edition
- Speaker の Tim Bell が OpenStack の アップグレード をどうやったか話している。
– Ceilometer が最初 - 今使っている nova-network から Neutron に乗り換えるのをどうしようと話している。
- VM の中断 (interruption) はユーザーに受け入れられているのかとの質問
– 場合による。ものによっては Mail でやりとり。頻度は週 2 回とか。 - eBay の Subbu 氏いわく、色々な Upgrade を施した。
– nova-network ⇒ Neutron も
– eBayも Cells を使っているとのこと
Architectural Overview of Distributed Virtual Routers in OpenStack Neutron
- 場所が分からずちょっと遅刻。会場が広くて驚いたがが、8~9割くらいの席が埋まっていた。
- Firewall や DB Extensionなど、かなり細かい話もしていた。
- 特に質問は出なかった。
Group Based Policy Extension for Networking
- 前の DVR のより観衆が少ない。半分くらいか。
- プレゼン資料がカッコいい。
- Abstraction が very low level なので high level な記述ができるようにする。
- 参考情報: https://wiki.openstack.org/wiki/GroupBasedPolicy
- 11/4 は、Dev Summit Session があるとのこと
http://kilodesignsummit.sched.org/event/98dc4255384e340682137c8a7ee7e60d#.VFKCJYt4r4w
Creating a Carrier-Grade Virtualized Network Function for Mobile Operators Using OpenStack
- 2年前からやってるらしい。
- L3VPN とか L3 service chaining とか言っている。
- opencontrail は open carrier-grade platform だそうだ。
- JuniperのHardwareでなくても動くとのこと。
- 日立 が mobile packet core 担当らしい。
– よく分からないけど何か特殊な要件のあるネットワーク?
– 一般の人が使うのはいろいろ難しいのではないか? - 将来の目標
– VM の CPU pinning
– network resiliency
Load Balancing as a Service v2.0 – Juno and Beyond
- LBaaSが OopenStack standard API の方がいいよね? と同意を求める質問をしている。
- neutron-lbaas でやっていた User Survey の結果等をスライドにしている。
- LBaaS v2 の Object Model の絵がでてきた
– むしろ v2 API の位置付けの説明がいるのではないか? - 説明なく feature branch とかスライドに書いている。
- Neutron LBaaS に Octavia Driver を作ってそこから叩く形にしたいらしい。
- non-agent版
– 今コードがあるやつ
– feature branch review
– not scalable
– poc for lbaas v2 - agent版
– not available
– scalable
– ここまでは Neutron に入れようとしている - Octavia
– 上記二つの先の(?)さらに強い版
– haproxy を vm で動かす - feature branchの使いかたの説明している。
- Kilo で feature branch をマージしたい。
- 20分で終わったが、わりと質問が出ていた。
- 参考情報
– https://review.openstack.org/#/q/status:open+project:openstack/neutron+branch:feature/lbaasv2,n,z
– https://wiki.openstack.org/wiki/Octavia